競馬の話題。
今年のドバイ出走予定の日本馬が凄いという件。
ダイワスカーレットはドバイWCでお願いします!
過去のドバイの実績から言って、芝の一流馬の好走が多いという事は無視出来ない事実です。
第1回の優勝馬は名馬Cigarでしたが、ラムタラのライバルとも言われた(言われてない)ペンタイアが4着に踏ん張っている。(欧州の大将格?Hallingが最下位に破れてはいたけれど)
日本馬ライブリマウントは20馬身以上後方の6着でした。
第2回の優勝馬Singspielは、その前年にジャパンカップを勝っている上、カナダやイギリスでも芝のG1を勝っています。
ちなみにこの年は、ホクトベガの悲劇が起こった年でもあります。
第3回の優勝馬は、その前年にケンタッキーダービー&プリークネスSを制したシルバーチャームでしたが、僅差の2着にSwainでした。このSwain、前年の"キングジョージ"でピルサドスキー(後にジャパンカップ優勝)を破って優勝、このドバイWC後には英ダービー馬ハイライズ(後にジャパンカップ3着)を破って優勝と、かなりの実績。
日本馬はキョウトシチーが大差(30馬身以上)の6着。
第4回はAlmutawakelが優勝、芝の一流馬ではDaylamiが勝ち馬から4馬身差くらいの5着。
日本馬の出走はありませんでした。
第5回は『あの』Dubai Millenniumがレコードで圧勝。ジャックルマロワ賞やクイーンエリザベス2世Sなどの芝マイルG1勝ちがありました。他の芝馬では、ジャパンカップ2着の実績がある香港馬Indigenousが8着。
日本馬は、ワールドクリークが15〜6馬身差の6着。
第6回は、日本馬トゥザヴィクトリーが2着に入った歴史的な年でもあります(優勝馬:キャプテンスティーヴ)。出走馬のレベル的にはそれほど高くない(歴代最低レベルかも)年でしたが、タイム的には2分0秒4あたりで、悪くはなかったです。
他の日本馬は、川崎記念1着から挑んだ『日本ダート馬』の本当の意味での大将格レギュラーメンバーが9着でした。
第7回は、凱旋門賞優勝馬(それも歴代最高の6馬身差優勝)のSakheeが3着(優勝馬:Street Cry)。
日本馬はアグネスデジタルが、日本馬の定位置とも言われる6着に敗退。自分的には、過去のドバイWC中で最も期待した年なんですけどね〜。ちなみに、前年2着のトゥザヴィクトリーは最下位11着でした。というか、彼女の場合はもう『イイ時期』を過ぎてましたね。それが敗因かと。
第8回の優勝馬は、英ダービー3着の実績があるムーンバラッド。まぁ、英ダービー3着とは言っても、勝ち馬からは14馬身くらい差がありましたけど。他の実績は、チャンピオンS2着とか。でもですね、このムーンバラッド、第2回優勝馬Singspielの子供なんですね〜。他の芝馬では、前年にドバイシーマクラシック優勝馬のNayefが3着とか、芝G1・3勝のグランデラが4着なんていうのもあります。
第9回は、前年のBCクラシック覇者Pleasantly Perfectが1着、前年まで2年連続2着のMedaglia d'Oroがそのまま2着と、前評判通りの結果となりました。面白いところでは、前年のジャパンCダート優勝馬Fleetstreet Dancerが7着でした。
ちなみに、芝の一流馬は参戦してなかったような…
日本馬は、アドマイヤドンが8着、リージェントブラフが9着と、サイレントディール(トゥザヴィクトリーの全弟ですが)が12着でした。ジャパンCダート1・2着馬が仲良く7・8着に沈んでいたのが印象的でもありました。
第10回は、優勝馬が前年BCクラシック2着のロージズインメイ。サンデーサイレンスで有名になった(?)ヘイルトゥリーズン系→ヘイロー系からの初優勝馬です(ただ、この系統の出走馬自体が少なかっただけかもしれない)。
日本馬はアジュディミツオーが定位置6着(14〜5馬身差)。
第11回はElectrocutionistが優勝しましたが、この馬は数ヶ月後にイギリスで、Hurricane Run&ハーツクライと三つ巴の名勝負を繰り広げて2着になっています。ドバイWC前も英インターナショナルSで日本馬のゼンノロブロイを2着に沈めています。
日本馬はカネヒキリが10馬身差くらいの4着、スターキングマンの7着といった結果です。
で、去年の第12回ですが、勝ったのはInvasor。これはもう強すぎました。面白いのは、この馬の父Candy Stripesは日本のバブルガムフェローの半兄にあたります。
芝馬では、安田記念勝ちはあるものの、もう終わっていると見られていたBullish Luckが3着(10馬身くらい差はありましたけど)。
日本馬はヴァーミリアンが4着。ただし、3着のBullish Luckからは更に5馬身以上のさがありました。
な〜んて振り返ってみると、確実に言えそうなのは『日本のダートの一流馬では相手にならない』ってことではないでしょうか。
まず、ドバイWCの勝ちタイムはほとんどが2分フラットくらいです。で、レコードが1分59秒5(Dubai Millennium)。
モノサシとして言うなら、最近だとElectrocutionistの頃ですね。この馬は、前述の通りゼンノロブロイを英インターナショナルSで破り、"キングジョージ"では2着に破れてますが、その時の半馬身差3着はハーツクライです。で、プリンスオブウェールズSでOuija boardという牝馬に破れて2着になってますが、そのOuija boardはディープインパクトが優勝した時のジャパンカップで3着、アルカセットが勝った時のジャパンカップでは勝ち馬から0.3秒落ちの2分22秒4で走っています。あぁ、香港ヴァーズでシックスセンスを2着に破っているというオマケもあります。ちなみに、アルカセットが勝った時のジャパンカップ2着馬はハーツクライで、その後ディープインパクトを破って有馬記念優勝、その翌年が"キングジョージ"僅差の3着です。(なんか、ゴチャゴチャしてるなぁ)
要はあの頃、ElectrocutionistとOuija boardの2頭の馬は力関係は拮抗していたが、それと互角以上に戦えたハーツクライはドバイシーマクラシックではなくドバイWCに出ていたら、もしかしたら勝てていたんじゃないかということです。
強烈な差し脚を持っていましたが、後年は先行力も身につけたのは魅力的な名馬でした。もちろん、芝2000mを2分以下で走れる脚力もありましたし。
前置きが長くなったんで、今年の個人的展望は後編にて。
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